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- 2021.03.14 Sunday
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↓リンク先・河出書房新社
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309473383/
著者:田中優子
田中先生は、確か法政大学の学長を勤められているはずです。
以前見た、gaccoの「江戸文化入門」講座でもお世話になりました。
なかなか江戸時代のこと、知識として得られる機会が少ないので、
昔は途方に暮れたんですけど、
今は、とてもありがたいです。
思えば、そういう気持ちもあって、日本舞踊の世界に飛び込んだのかもしれない。
踊りも凄く好きだけど、音楽が好きで、あの三味線の音は、血を騒がせるものがあるのを実感しました。
言葉にできない「あいまいな」存在でありながら、それ故にかえって存在感際立つ日本の感覚とでもいうのかしら。
私の中のイメージでは、納豆とか漬物にみる「発酵」の文化に思える日本文化。
でも、こうなんですよ!って指し示せるかというと、急に難しくなる。
なんとももどかしいですね。
演歌が大陸から(韓国から)来たのは知ってましたが、
日本は果たして、アジアなのかしら。
音楽的に、中国やインドは西洋に近いらしいから、この知覚過敏的なわかる人にしかわからない文化、
でも、繊細で華奢で、壊れそうな弱いものでもない。
私が思うに、全てを受け入れて行くというか、昇華するというか、消化かもしれないけど、
そういう入ってきたものに、排除じゃなく、いろいろ試して行って、モノにしてしまう体質みたいなものがあるのかな。
琉球から三味線を持ってきたのも、ただ現物を持ってきて、沖縄の音楽は持ち込んでなかったとか、
人形浄瑠璃は、中国から人形が入ってきて、
琵琶法師たちが、三味線の流れを二つに分けて、
遊女系から小唄系に、もう一つは、人形で語り物系を作ったと。
歌舞伎と文楽の元ですね。
凄く面白かったけど、文字にするの難しい。
とにかくまずは、文楽観に行こう。
↓リンク先:河出書房新社
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309253527/
朝に、気功やヨガをやったりしながら、体調管理をしているのですが、
やはり「体」本体のことも気になり、タイトル見ながら「微生物??」
と思いつつ、腸に関わる話しなんだろうな、とKindleで拝読しました。
よく聞く「ダイエット」という言葉ですが、私は全く気にせず暮らしています。
だいたい日本で、そこまで太ってる人いないしね。
アメリカでは、胃の切除が痩せるための手術法として確立されてるのは知っていたけど、
それを聞いたときは、えげつないな、くらいの印象でしたが、
この本では、今の段階では、それもありだと書いてあった。
つまり細菌による感染症で太るのではないか、ということ。
ビックリでしたが。
他にも、自閉症や発達障害、様々な疾病をもたらすのが、
「腸の細菌の不在」(極端に少ないか)(詳しくは本を読んでくださいね)
によるものではないかという検証になっています。
ここ数年の間に変わり続けた食生活。
欧米化の波をかぶった国で起こっています。
出産も非常に関係していて、帝王切開、粉ミルクについても触れています。
でも、それを流行のように行うのが問題であって、その選択しかなかったお母さんを責めるものではありません。
抗生物質の使い過ぎとかもです。
「楽な方に流れた結果」かな?
「流行に乗った結果」かな?
まあ、そうは言っても、動物である人間には必要なんです、腸内にも、肌にも、微生物が。
私が知りたかった食生活について知れたので良かったです。
永遠に微生物に餌を与え続蹴るのも人生の一部ということで。
↓予告編:字幕なし
普段は、「ハサン・ミンハジ:愛国者として物申す」を楽しみに見ていますが、
今は配信休みなので、昔のハサン君を見てみようと拝聴しました。
政治や制度よりも、
自分の体験談をふんだんに取り入れたトークショーです。
ときどきわからないネタもあるけど、それは、アメリカに住んでいない私には仕方ないとして、
それでも、楽しめます。
私がどうして、インド系ムスリムのハサン君の番組を見るかというと、
画面越しでも、彼の誠実さとか、真剣さが伝わるからかな。
それとなんといっても、若い人にエールを送るような気持ちからかな。
ここに来るまでの苦労もさることながら、遠い日本から「これからも、配信待ってるよ」
と送るわ。
予告編↓
イギリスの作品でポリスもので、コメディにカテゴライズされてたので、
アメリカのポリスアカデミーとは違うよなあ、と思いながら、
Netflixでチェックをしておいたものを、時間があいたので気軽に見てみた。
とても面白かった!
どうもカルトムービー寄りかもしれないけど、
脚本もアクションもしっかりしてて、サスペンスも加わって楽しかったです。
クスッと笑えたり、ちょっとウルッときたり出来ます。
私にとって見たかったのは、
お年寄りの銃撃戦!!
捨て台詞を吐きながら銃を撃つシーンは面白かったね〜〜〜。
おそらく銃撃戦とかは、また繰り返し見ても充分楽しめそう。
監督と主役とのタッグ脚本らしいので、
全体にズレがないよね。
イギリスは脚本に関わる主役多いような気がしますね。
ハリウッドはホント分業だから。
そして、これは3部作のセカンドなので、サードにあたる「ワールド・エンド 酔っ払いが世界を救う!」も見ようっと。
そして、今、この作品が映画館で公開されてるようだけど、また署名でも集まったんかな?
予告編↓字幕なし
ときどきふとドキュメンタリーを見たくなる瞬間があります。
第二次世界大戦を振り返ったり、
それぞれのお国の事情を捉えたりと、
たいへん興味深い。
このドキュメンタリーは、
どうしても話題としては強烈なユダヤの人たちを殺戮するために建設されたアウシュビッツの会計係をやっていた男性が93歳になって、戦争責任を裁判で問われることになったときのもの。
歴史の中では、75年前と記述すれば良いのですが、
家族である親、兄弟、叔父叔母に至るまで、自分の身内がほぼいなくなるという現実に向き合ったユダヤの人には心穏やかに暮らせる日はあるのかと思います。
可哀想という言葉では全く足りない気がします。
前に「隣人は悪魔 -ナチス戦犯裁判の記録-」をみていますが、
そのあとにこの裁判は行われたことになります。
日本でも戦後、戦犯として扱われた人が政治にしろ、医者にしろ、社会に出て、表舞台で活躍してると言われてますが、
ドイツでは、ナチという戦犯を自浄出来なかった状況があったようです。
司法がそのまま残ったから、戦犯として扱わなかったのか、詳しくはわかりません。
かなりたくさんの人が、戦後普通に暮らし、亡くなっています。
高齢なのに裁判にかけるのか?
どうやら、ここに至った理由は、「過ちに時効はない」ということみたいです。
罪を償ってから、社会に出なさいというわけです。
そこはアメリカゆずりの影響が見えます。
そしてこのドキュメンタリーでは、「アウシュビッツなんかなかった!」とする人たちが裁判場所まで来たり、
街でデモをしてたり、その動画が見れます。
気持ちはわかる。
人がそんな残虐な行為を出来るわけがない!と思いたい、信じたい、
自分も同じ人間なのに、そんな恐ろしい「人間である」と思いたくない。
私には、そこまで人が善とは思えないので、
金が入るなら、やる人はいるだろうし、
人のことなんて、なんとも思わない人もいるので、
自分が手を下すのは嫌だけど、金のために自分の見えないところでどれだけ人が死のうが気にしない人はいると思います。
この人の場合は、進んで殺してるので、そこはちょっと逆に想像出来ない。
子どもまで殺せるって、なんか、振り切ってる感がある。
確かに同じ人とは思いたくはない、けど、彼も人である。
戦争せずに、他国と上手くやる方法は、私は外交しかないと思ってるのですが、
自分が生活している中で、敵視される対象になり、抵抗も出来ずに黙って死ぬしかないという状況を作る全体主義。
その空気に覆われる方が嫌かな。
自分の頭で考えることって、とても大事で、
日本の学校や、大半の親は、従順な子どもを大量生産したいみたいですね。
そりゃ楽だろうけども。
人間に取って「何が楽しみか」
わからずに死ねって言ってるようなもので、
それは、自分で考えて行動して、失敗したり、仲間が出来たり、
いろいろ経験して行くうちに「わかってくる」もので、
そういう長いものに撒かれろ的な人には、わからないよね。
だから、本能で自分を否定出来ないから、抵抗してくる人間が許せないのかと思ってますが。
戦争反対!というのは簡単だけど、それだけじゃ足りない。
「自分の生き方」をしっかり自分で舵取りして、
人に優しくいられるようでいたい。
なんか、ドキュメンタリーの内容からだいぶ反れた。。。