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    国立文楽劇場「若手素浄瑠璃の会」を見て

    • 2020.09.05 Saturday
    • 00:56

    8月28日、国立文楽劇場の小ホールにて観賞。


    150名の席に半分くらい。満員です。

     

    最初は、「一谷嫩軍記」組討の段

     

    ちょっとよくわからなかった。

     

    日本語だけど、普段使う日本語じゃないのでまずわかりにくい。

     

    そして、語りの義太夫さんにもよるかと。

     

    もう少し、予習してから来るべきだったかな?

     

    でも、チケット取れたの昨日だし、これでもおおよその物語は把握してきたんだけど、

     

    目に浮かぶような場面が見てる間に出てこなかった。

     

    本当にラストで、盛り上がりから、一挙に下がったあたりでは、日本舞踊のBGMと作りがとても似てて、

     

    最後の決める振り付けを思い出してしまったな。

     

    基本、和事同士は似てるとこあっておかしくはない。

     

     

     


    そして、後半は「菅原伝授手習鑑」寺子屋の段

     

    どちらもよく上演されてる演目だと思うんですが、

     

    この自分の子供を差し出すという今ならショッキングすぎるシーンのこの場面。

     

    やはり詳細を目に浮かべることは出来ず、具体的にわかりやすい母親が死んだ我が子のことを語る場面や

     

    父親が語る場面は、もう泣いてしまった。

     

    悲しすぎるわい。

     

    主君のためとはいえ、自分の子供を身代わりに殺すなんて、、、。

     

    まあ、物語なんですけどね。

     

    また、その子供が良い子で自分からどうぞ殺してください、という健気さ。

     

    運命を受け入れる潔さが美しいやら、悔しいやら、悲しいやら。

     

    感想としては、肯定も否定も出来ない。

     

    こういうのが運命でまわって来たら、逃げちゃいけないんだろうか。

     

    もちろん、緊張感のある乱世の時代なら、名誉を取るのもあるのかな。

     

    でもでも、自分の子供を殺すのは、私には無理だな。

     

    理解したくないな、この状況。

     

     

     

    今回、文楽劇場までは、なんば駅から歩いて日本橋まで行きました。

     

     

     

    古典劇を見に出かけたのですが、

     

    何せ、「時代が違う」

     

    でも、そこにはルーツとなるものがあるのかも?

     

    と思いながら、期待して出かけてきました。

     

    おそらく通しで見るのが当たり前なのだとしたら、

     

    やっぱり今は世知辛い時代なんだな、と思います。

     

    朝から晩まで劇場にいるって、すごくないか?

     

    羨ましいな。

     

     

     

    昔の日本人は、表裏がなかったのかな?と思います。

     

    「こうあるべき」と思わないといけないものは、それは本心じゃないと自らが言ってるようなもの。

     

    素直な感情で生きた方が人生は起伏に富んで面白い気がするし、

     

    能動的で健康的な生き方出来そうです。

     

     

    文楽劇場

     

    当日のポスター

     

     

     

     

     

     

     

    日本の芸能「船弁慶」を見て

    • 2020.06.10 Wednesday
    • 17:08

    ↓NHK「にっぽんの芸能」紹介ページ

    https://www.nhk.jp/p/nippongeinou/ts/5K1GW1XVN4/episode/te/2NY7R63QNL/

     

    今年のお正月に放送されたものの、再放送です。

     

     

    大海原を背景に尾上松也が踊る「船弁慶」が良かったですね!!

     

     

    なかなか実験的な試みを成功させてらしたと感じたのですが。

     

     

    映像で「踊り」を魅せるって難しいと思うのです。

     

     

    それを、背景に海と空、透明の舞台装置、ちょこっと松の木が見えた気がします。

     

     

    それが良かった。

     

     

     

     

    歌舞伎の方々のことは、そんなに詳しくなくて、尾上松也さんを知りましたが、

     

     

    舞台のみならず、映像化する才能を感じました。

     

     

    楽しませてくれたことに感謝です。

     

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